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第2部 ブラウザはなぜそこまで面倒を見るのか

第2部の役割は、HTML が「書かれた文字列のまま動く」のではなく、ブラウザによる補完と回復のうえで成立していることを示すことです。前の部で見た「HTML が文書共有のための技術だった」という前提を受けて、ここではブラウザ側の責任の重さを見ます。

この部では、html head body の補完、tbody の挿入、p 要素の暗黙の終了、パースエラーの扱い、そして View Source と DevTools の違いを扱います。仕様の細かい設計思想そのものは第3部で掘り下げるため、この部ではまず「何が起きるか」を中心に理解します。