第4部 理想と現実のあいだ
第4部の役割は、HTML の歴史を「きれいな進化」ではなく、現実との折衝として捉えることです。ここでは廃止要素、XHTML、描画モード、標準化された互換性の例外を通して、Web がどれだけ壊せない基盤になっているかを見ます。
第3部で見た設計思想は、現実の Web ではいつもそのまま通るわけではありません。そこでこの部では、理想が押し切れなかった例を集めます。次の第5部では HTML を巡る議論を扱うため、この部は「単純な善悪で語れない」という感覚を育てる位置づけです。